事業内容business
解体・アスベスト(石綿)工事
建て替えや空き家にアスベストの様々な問題がありますが、及川工務店ではRC造から木造、小規模な解体まで丁寧に対応いたします。
2021年4月からさらに規制強化されたアスベストも行政への対応、調査から除去、石綿廃棄物の処分までトータルで解決いたします。
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下水道管路管理
最新の機材で、調査から止水・削孔・補修・改築工事、メンテナンスまでワンストップで対応いたします。本管、管口、取付管、大口径、圧送管の流量、目視、TV調査、洗浄、止水、削孔、管更生工事を提供しています。
下水道管の調査--TVカメラ調査--
*スクリーニング点検
マンホールに降りることなく地上から管口カメラを挿入し管内(主に管口付近)を撮影し異常の有無を確認点検する方法と 管路内部を広範囲に点 検する場合はバッテリーで駆動する簡易直視カメラを走行させ直視映像のみ撮影する方法があります。
*詳細調査
施設の健全度を評価する為、定量的に劣化状況の確認を行うことを詳細調査といいます。 管路内の調査は直視、側視機能を使用し異常についてはランク判定、スケール計測、写真撮影を行い詳細調査の報告書をもとに修繕、改築が必要かどうか判断して適切な修繕工法なども提案致します。(当社保有機器はφ150~2200mmまで対応可能です。)
*圧送管調査
近年、圧送管における維持管理が問題となっていますがその原因として開口部が少ないこと、1スパンが長距離にも及ぶことがネックとなっています。 また硫化水素が原因で陥没事故も多発しており喫緊の課題とされております。 弊社では先端が自在に動くカメラヘッドを持ち、Y時菅や段差等難しい場所でもアジリオスの直側機能を使い、腐食箇所に対して調査を行うことが可能です。
下水道管の調査--不明水調査--
不明水調査とは?
不明水調査とは本来見込んでいない下水が下水道に流入する(ゲリラ豪雨等の雨水・地下水等)と、下水が溢れたり、下水道施設に被害を与えたりするため、下水道管内の流量を急激に増加させる不明水の発生源となる下水道管のクラックや宅内配管の誤接合の場所を事前に発見するための調査です。下水道が正常に機能するには計画的な不明水調査が必要です。
不明水調査の種類と特徴
*本管調査
地下水を主体とした、侵入箇所をTVカメラを使い、視覚的に特定する調査です。視覚的に特定することで、補修工法が確定しやすい調査となりますが、地下水量が多い時期が調査に適してしています。
*取付管調査
TVカメラや送煙調査のデータを用い、侵入箇所を特定する調査です。カメラヘッドとクローラーに付いた発信機で距離を測り、コンクリート等で舗装されて塞(ふさ)がった汚水桝(ます)である、"不明桝"の場所を特定することも可能です。
*宅内誤接調査
音響法による排水系統確認と、撒水による誤接続を確認する調査です。配管だけではなく、外流しやすい公共桝の状況も併せて調査します。
*本管送煙調査
主に取付管からの侵入水路の確認を昇煙度、昇煙箇所から特定する調査です。雨水侵入水の多いブロックを対象に実施します。
広域不明水の調査
ペンタフシステムを使い、多数のチップを管路施設内に同時に撒き、測定値から不明管の分布を調べることが可能です。0~2m(または10m)スパンを、1分間隔で40日間計測し、詳細なスクリーンマップを制作します。
下水道管の洗浄--管路清掃--
管路施設のメンテナンスが必要な理由
下水道管路の流下能力を維持するために、土砂やゴミなどを取り除く清掃作業を実施することで、供水等の災害を防ぎます。管路内には、管きょの継ぎ手から侵入した木根、モルタル等工事の残材や不法投棄物等もあり、これらの堆積物を放置した場合、流れが悪くなるだけではなく閉塞することもあり、異臭や有毒ガス発生の原因ともなるため、メンテナンスが必要取ります。
*高圧洗浄車と強力吸引車による清掃の流れ
高圧洗浄車を使い、下流側のマンホール等から強力な圧力によって水を押し出し、下水道内の汚泥や汚物などを掻き出します。マンホール内に集められた先に、強力吸引車の吸引ホースを伸ばして、流砂土砂や汚泥を吸引して、産業廃棄物として適切に搬出、処理します。
吸引ホースは吸引先が遠いほど、吸引力が落ちるため、現場に応じた車両をチョイスすることで、効率の良い作業を行うことが可能です。
*管内清掃の特徴
管内に固着したモルタルや侵入してきた樹木根は、管内TVカメラ等で位置を確認しながら超高圧の洗浄水を当て斫り、切断をして取り除きます。また管の継ぎ手部分をはみ出したパッキンやモルタル、木の根の除去には穿孔ロボットを使用して除去することも可能です。先端に研削ヘッドを取り付けたロボットを牽引挿入して、管内TVカメラで位置を確認しながら削り取り、切断することができます。
下水道管の修復--FRP内面補強工法--
FRP内面補強工法は、下水道管の不良損傷箇所を非開削で行う工法で、補修材が短時間で硬化しますので効率的、短時間で補修作業が行えることが特徴です。下水道管路に生じた段差、管すれ、ジョイントずれ、クラック等の部分補修に適しています。
①管渠内を洗浄、清掃し、テレビカメラで状態を確認します。
②光硬化性樹脂を用いた補修材(ソフトスリーブ)をマンホールより施工機を用いて、補修箇所に移送します。
③補修材を管壁面に加圧密着させます。
④管内の不良損傷箇所にテレビカメラを用いて補修箇所の確認をし、施工機に内蔵した紫外線ランプを照射すると、補修材が短時間で硬化します。
⑤施工完了状態をテレビカメラで確認し、検査を行います。
下水道管の修復--FFT-S工法--
FFT-S工法は、下水道管を強度がある平滑なFRPパイプに形成し、リニューアルする工法です。下水道管路に生じたクラック、腐食、破損、隙間、曲がり、ジョイントずれ、たるみ、蛇行等の本管更生に適しています。
①管渠内を洗浄、清掃し、テレビカメラで状態を確認します。
②スリップシートを管きょの中に引込みます。
③硬化性樹脂を含浸させたライナーを管きょの中に引込みます。
④ライナーの管口側周をマンホール内で切断し、プラグと蒸気ホース、センサー類を装着します。
⑤空気と蒸気を混合した圧力の熱風を供給して、硬化させることで、強度がある平滑なFRPパイプを形成します。
⑥空気のみを送り、管渠内を冷却します。
⑦センサー類等を除去し、取付管口がある場合は、取付管を穿孔します。 ⑧硬化した管口をエポキシ系接着剤等で仕上げ、施工完了状態をテレビカメラで確認し、検査を行います。
下水道管の修復--SPR工法--
SPR工法は、既設管の内側に更生管を製管し、既設管と更生管の間隙に特殊裏込め材を充填することで、古くなった管きょを既設管・更生管 ・裏込め材が一体となった強固な複合管として蘇らせる工法で、元押式と自走式があります。
①管渠内を洗浄、清掃し、テレビカメラで状態を確認します。
②硬質塩化ビニル製の帯(プロファイル)を既設マンホールから製管機に供給し、老朽管の内側にらせん状に巻きつけ既設管内に更生管を形成します。
③裏込め注入の前に、更生管の浮上や変形防止のため、更生管内に支保工を設置します。
④既設管と更生管の間隙にSPR用裏込めモルタルを注入します。 ⑤取付管口を削孔し、既設取付管と接続します。 ⑥本管の管口を仕上げ、汚水などが、円滑に流れるように半円形の溝を作るインバート工事を行い、施工完了状態をテレビカメラで確認し、検査を行います。
下水道管の修復--FRP取付管ライニング工法--
各家庭の汚水を集めた公共汚水ますと、道路に埋設された下水道管とを結ぶ管を「取付管」と呼びます。その既設の取付管を非開削により強固なFRP管へ更生する工法です。
①管渠内を洗浄、清掃し、テレビカメラで状態を確認します。
②FRP取付管ライナーを専用施工機の収納ドラムに装着し、既設ますより取付管内に反転または押し込み挿入します。
③ライナー内部に圧縮空気を送って拡径させた状態で、光硬化装置(UVトレイン)をライナー内部に挿入します。
④先端部に装着したTVカメラでライナー内部の異常有無を確認後、UVランプを点灯させたUVトレインを本管部側よります側にけん引し、ライナーを光硬化させます。
⑤施工完了状態をテレビカメラで確認し、検査を行います。
下水道管の修復--止水パッカー工法--
止水パッカー工法は、小口径管で不明水があったり、陥没等地盤の弛んだ場所、下水管のクラックや破損箇所に止水剤を注入し浸透硬化させ、止水する工法です。
①施工を行うマンホールからマンホールの間の管渠内を高圧洗浄車により洗浄し、テレビカメラで状態を確認します。
②注入ユニット内で薬剤を融合させ、注入パッカーという注入装置を下水道管内に入れ、止水箇所へワイヤー牽引誘導します。
③注入パッカーより、薬液を注入すると、薬液がゼリー状に固まり、水が出ている箇所を止水します。
④管内洗浄の後、施工完了状態をテレビカメラで確認し、検査を行います。
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河川工事
近年の異常気象がもたらした大雨などによって、各地で河川の氾濫が問題となっています。河川の氾濫が起きれば、その損害規模は計り知れません。河川の氾濫を防ぐため、またはダムを上流に設置する際の堤防強化や河川掘削を行うことを河川工事といいます。河川工事は、人々の安全な暮らしを守るためには極めて重要な土木工事といえます。